町田市の葬儀と供花について|贈る前に確認したいマナーと手順

大切な方を亡くされたとき、遠くにいてもせめて供花を届けたい——そう思いながら、何をどう準備すればよいか迷ってしまう方は少なくありません。供花には宗教・宗派による違いや、ご葬儀の形式ごとのマナーがあり、知らずに失礼になってしまうこともあります。このコラムでは、町田市・相模原市・多摩市・八王子市などで葬儀に参列する機会がある方に向けて、供花の基本マナーから注文方法・辞退への対応・代替手段まで、ひとつひとつ丁寧にご説明します。

町田市家族葬東横メモリアルの大久保拓朗様の写真

執筆

町田市家族葬 東横メモリアル代表 大久保拓朗

町田市の葬儀社 東横メモリアルの代表取締役として、ご家族が「これでよかった」と思える見送りを整えるお手伝いをしています。現場で培った知識と経験をもとに、町田市を中心に葬儀・家族葬に役立つ情報をわかりやすくお届けします。

目次

町田市で供花を贈る際のマナーと基本

供花(くげ・きょうか)とは、故人さまへの敬意を示すために祭壇や式場(斎場)に飾る花のことです。贈るタイミング・方法・金額には一定のマナーがあり、事前に確認しておくことが大切です。

まず、供花は葬儀社を通じて手配するのが基本です。式場の祭壇デザインや空間の統一感を保つため、ご自身で手配した花が祭壇に並べられないケースもあります。喪家や担当の葬儀社に事前確認しておくと安心です。

斎場に飾られる供花は、一基あたり10,000〜20,000円が実際の相場です。関係性によって以下のように変わります。

贈る立場金額の目安(一基)
友人・知人10,000〜15,000円
会社・団体名義15,000〜30,000円
親族15,000〜30,000円

なお、供花は一基(いっき)単位で贈るのが基本ですが、二基一対(にきいっつい)で飾ることも多いため、葬儀社に相談しながら手配すると失礼なく届けられます。

供花を注文する前に知っておくこと

供花を手配する前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。知らずに進めてしまうと、式場に届いても飾ってもらえない場合があるため、注意が必要です。

  • 喪家への確認:供花を受け付けているかどうか、まず遺族(お亡くなりになった方のご家族)に確認します。家族葬では辞退されるケースもあります。
  • 葬儀社への連絡:受け入れ可能な場合でも、式場の広さや祭壇の形式に合わせた花材・サイズがあります。担当葬儀社に手配を依頼するのが最もスムーズです。
  • 届ける時間帯:通夜の開始前(目安として2〜3時間前まで)に届くよう手配します。告別式のみの場合は、告別式の開始前が目安です。
  • 名札(立て札)の内容:贈り主の名前・会社名・連名などを正確に伝えます。文字の間違いは式の場で目立つため、丁寧に確認しましょう。

町田市や相模原市・多摩市など近隣エリアでのご葬儀では、地域の葬儀社が花屋と提携していることが多く、一括して手配できる場合があります。不明点があれば、担当の葬儀社にお気軽にお問い合わせください。

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宗教別・供花の選び方

供花は宗教・宗派によって、適切な花材や色合いが異なります。知らずに選んでしまうと失礼にあたることもあるため、基本を押さえておきましょう。

宗教・宗派主な特徴・選び方のポイント
仏式(仏教)白・淡い色を基調。菊・ゆり・カーネーション(白)が定番。派手な色は避ける
神式(神道)白を基調とした花。榊(さかき)を用いる場合もある。菊・ゆりも可
キリスト教式白・淡いピンク・淡い紫など。ゆり・カーネーション・バラが多い。十字架型アレンジも
無宗教・自由葬故人さまのお好きな花を使うことも。明るい色も受け入れられやすい

宗派が分からない場合は、白を基調としたシンプルな供花を選ぶのが無難です。花屋や葬儀社に「宗派が分からない」と伝えると、適切な提案をしてもらえます。町田市・八王子市・神奈川県など幅広いエリアで対応している葬儀社なら、地域の慣習に合わせたアドバイスが期待できます。

供花と花輪の違いを正しく理解する

「供花」と「花輪」は混同されやすいですが、使われる場面や意味合いが異なります。

供花(くげ)は、祭壇の周囲や式場内に飾る花のことです。個人・家族・会社・友人グループなどから贈られ、名札を添えて故人さまへの弔意を示します。式場の内部に置かれるため、比較的コンパクトなアレンジメントが多いです。

花輪(はなわ)は、式場の入口や玄関前に飾る大型の輪状の花飾りです。会社・団体・政治関係などから贈られることが多く、存在感のある形が特徴です。ただし、近年は式場のスペースや近隣への配慮から、花輪の受け入れを断る葬儀社・式場も増えています。

個人が弔意を示したい場合には「供花」が適しており、花輪は大規模な一般葬などで用いられることが多いといえます。どちらにするか迷ったときは、担当の葬儀社に確認するのが一番です。

供花に添えるメッセージの書き方

供花には名札(立て札)を添えるのが一般的です。名札には贈り主の名前を記載しますが、一言メッセージを添えたい場合は、以下のポイントを心がけてください。

  • 忌み言葉を避ける:「死」「苦」「終わり」「消える」など、不吉を連想させる言葉はNGです。「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉も控えましょう。
  • 短くシンプルに:「謹んでお悔やみ申し上げます」「心よりご冥福をお祈りいたします」などの定型表現が無難です。
  • 宗教に配慮する:「ご冥福」はキリスト教では使わない場合があります。宗教が分からないときは「お悔やみ申し上げます」が最も無難です。

名札はあくまで故人さまへの敬意を示すものです。自己アピールや長文メッセージは控え、簡潔で温かみのある言葉を選びましょう。

連名で供花を贈るときのルールとは

友人グループや同僚有志などで連名(れんめい)の供花を贈ることは珍しくありません。まとめて贈ることで費用を分担でき、祭壇が複数の供花で溢れるのを防ぐ意味でも合理的です。

連名の際の名札の書き方には、一般的なルールがあります。

  • 3名以内の場合:全員の名前を右から順に記載(例:田中一郎 鈴木花子 山田次郎)
  • 4名以上の場合:代表者名の横に「外一同」または「有志一同」と記載
  • 会社・部署名義の場合:「株式会社〇〇 営業部一同」のように正式名称で記載

また、連名の場合は名前の「格付け」(目上の方を右に書くなど)に配慮すると、より丁寧な印象になります。費用の分担金額は、あらかじめ幹事が取りまとめ、全員が納得した形で進めましょう。

家族葬での供花・辞退への対応方法

近年、町田市や相模原市・多摩市などでも家族葬を選ぶご家族が増えています。家族葬では「供花・香典の辞退」を希望されるケースが多く、この場合はご意向を尊重することが大切です。

辞退の連絡があった場合は、供花を無理に贈るのは避けましょう。遺族の方のご負担になるほか、式場に届いても飾ってもらえないことがあります。

状況対応のポイント
供花・香典ともに辞退ご意向を尊重し、後日お悔やみの手紙や弔電を送る
供花のみ辞退・香典はOK香典を包み、後日ご挨拶の機会に渡す
辞退の範囲が不明確喪家の連絡先に直接確認する(葬儀社経由でも可)

家族葬はご家族が故人さまとゆっくり向き合うためのご葬儀です。送り手の気持ちよりも、遺族の方のお気持ちを最優先に考えることが、真心ある弔いにつながります。

供花を断られた場合の代替手段とは

供花を辞退された場合でも、故人さまへの弔意は別の方法で伝えることができます。遺族のご負担にならない形で気持ちを届けましょう。

  • 弔電(ちょうでん):NTTや郵便局などから式場宛てに送る電報です。供花を贈れない場合の定番の代替手段で、当日式場に届けられます。
  • お悔やみの手紙:葬儀後、遺族への手紙で弔意を伝える方法です。急がず、落ち着いた頃に送ることで、遺族の心にそっと寄り添えます。
  • 後日の線香・お供え物:四十九日前後にご自宅や菩提寺へお伺いし、線香やお供え物を持参する方法です。事前に遺族へ連絡のうえ訪問します。
  • 後日の香典:供花・香典ともに辞退されている場合でも、後日の訪問時に少額を包む形なら受け取っていただけることもあります(事前確認を)。

大切なのは、形よりも気持ちを届けることです。遺族の方がもっともつらい時期に負担をかけない方法を選ぶことが、思いやりのある弔い方といえます。

会社・職場から供花を贈る際の注意点

会社や職場として供花を贈る場合、個人の場合とは異なるルールやマナーがあります。担当者(総務・庶務担当など)が代表して手配することが多いですが、以下の点に注意しましょう。

  • 会社名義か有志名義かを明確に:「株式会社〇〇」「〇〇部一同」「〇〇有志」など、名義を正確に決めてから手配します。
  • 上司への確認を忘れずに:取引先・顧客関係のご葬儀では、会社として供花を贈るかどうか、上長の判断を仰ぎましょう。
  • 金額の目安を揃える:会社名義なら15,000〜30,000円、部署・有志なら10,000〜20,000円程度が目安です。同業他社の相場に合わせることも大切です。
  • 式場への確認を怠らない:家族葬や小規模な式では、供花を受け付けていない場合があります。事前に葬儀社または喪家に確認します。

会社として贈る供花は、故人さまへの弔意とともに、遺族に対する誠意を示すものです。迅速かつ丁寧に手配することが、会社の信頼にもつながります。

供花と香典を両方贈る場合のマナー

供花と香典を両方贈ることは、関係性が深い場合によく見られます。どちらも贈ること自体はマナー上問題ありませんが、合計金額が相手との関係性に見合っているかを確認しておきましょう。

  • 供花は葬儀社経由で式場に届け、香典は参列時に受付で渡す
  • 参列できない場合は、香典を現金書留で郵送するか、代理人に預ける
  • 辞退されている場合はどちらも控え、後日お悔やみの手紙を送る
  • 会社として供花を贈り、個人として香典を包む場合は名義の混同に注意する

東横メモリアルでは、町田市・相模原市・八王子市・神奈川県エリアにて各宗派・無宗教のご葬儀に幅広く対応しています。ご搬送・ご安置からお打ち合わせ・式当日・アフターケアまで、専任担当者が一貫してお手伝いします。費用面のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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四十九日・法要での供花の贈り方

供花は葬儀だけでなく、四十九日法要や一周忌などの法要の場でも贈ることができます。ただし、葬儀のときと異なる点もあるため、確認しておきましょう。

  • 事前に喪家へ確認:法要は葬儀より小規模なことが多く、花を受け付けない場合もあります。必ず事前に確認しましょう。
  • 花材の選び方:白・淡い色の菊・ゆり・カーネーションが基本です。季節の花を取り入れることも自然です。
  • サイズはコンパクトに:ご自宅や小規模な会場での法要では、大きな供花は置き場に困ることも。アレンジメントフラワーや小ぶりの花束が喜ばれます。

法要は故人さまの節目を静かに偲ぶ場です。華美になりすぎず、遺族の方の気持ちに寄り添った供花を選ぶことが大切です。ご葬儀・法要についてのご不明点は、いつでもお気軽にご相談ください。

まとめ

このコラムでは、供花のマナーや選び方・注文方法・辞退への対応など、知っておきたいポイントを幅広くご説明しました。最後に要点を振り返ります。

  • 供花は葬儀社を通じて手配するのが基本。事前に喪家・葬儀社への確認を忘れずに
  • 宗教・宗派によって適切な花材・色合いが異なる。迷ったら白基調のシンプルなものを選ぶ
  • 家族葬では辞退されるケースが多い。弔電やお悔やみの手紙など代替手段も活用を
  • 連名・会社名義の場合は、名札の書き方・名義の確認を丁寧に行う
  • 法要での供花はコンパクトに。事前確認と相手への配慮を忘れずに

ご葬儀や法要のことで分からないことがあれば、東横メモリアルにお気軽にご相談ください。町田市・相模原市・多摩市・八王子市・神奈川県エリアで、各宗派・無宗教のご葬儀に幅広く対応しています。一日葬以上のご葬儀では、ご希望に応じて女性スタッフが打ち合わせから収骨・ご帰骨まで丁寧に寄り添い、式の司会も担当します。詳細はこちらよりご確認ください。

この記事の監修者

高橋 亮
株式会社ディライト 代表取締役

葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。

葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。